プログラミング 学び・資格

プログラミングの適性に文系理系は関係あるのか、否か。

はじめに

こんにちは、りよです。理学部卒の理系女です。

今日は「文系だけどプログラミングできるでしょうか?」というよく寄せられる不安にお答えできればと思い、筆を取りました。

ただ、これからここに書くことは絶対的な答えではなく私の一意見です。

この記事で「適性が低いと言われたからもう無理」となる必要はありません。

チャレンジしてみたら想像以上に適性があるかもしれないし、「やっぱり向いてない」と感じたとしても、自ら体感して自発的にやめれば納得感もあり、未練を残さず次に進むことができるからです。

 

なので、今からお話することは「プログラミングの文理適性の捉え方の一つ」として、決断の材料にしてやってくださいね!

 

そもそも文系理系の違いって?

日本の教育システム上、文系・理系は高校(または中学)の時点で「国語・社会・英語」と「数学・理科」のどっちが得意かで決まります。もっというと、大学で文系に属す学部に入ったか、理系に属す学部に入ったかで分かれるとも言えます。

しかし、大学選びはその先に控える就職も視野に入れるので、本質的な意味で「文系か理系か」を判断する材料にはなりにくいのが実情です。

では、本質的な意味での「文系・理系」はどう判断すれば良いのでしょうか。

私の考えはこうです。

学ぶ対象

  • 文系→人間が決めた人間界のルールや事実
  • 理系→自然の真理

学ぶ対象

  • 文系→文字や文章、表現
  • 理系→数字や記号、概念

 

まずは学ぶ対象について見ていきましょう。

文系に属す、言語・文学・歴史・宗教・政治・経済・道徳などはどれも、人間が作った(考え出した)ものです。

ある人間がとある野菜を「じゃがいも」と呼ぶと決めた時点でその野菜は「じゃがいも」になりました。

だからじゃがいもはじゃがいもになったわけで、人間が命名しなければ、その野菜はじゃがいもではありません。

そういう意味で、文系の学問における「答え」は、突き詰めると人間が作ったものになります。

 

一方、理系が学ぶ対象とする、自然・力学・化学・地学・量子学などは、人間がどうこうしたわけではなく、既にあるものが対象です。

宇宙だの原子だの、確かに存在していて、常にそこにあるはずなのに、むしろ人間が解明できていないことも多い分野です。

 

次に操るツールについて。こっちは学校教育でいう文理の分け方に近いですね。

文系は文字や文章、表現を操り、理系は数字や記号、概念(数式・計算など)を操ります。

なんだかんだ皆人間なので、言語のコミュニケーション力として文系ツールを操る力も必要ですが、その重要度は異なります。

「僕、日本語苦手なんですよね〜」と科学者が言っていたらちょっとしたユーモアですが、作家や政治家などが同じことを言っていたらしゃれになりません。そういうことです。

 

ちなみに、学ぶ対象と操るツールの系が異なる学問もあります。代表的なのは脳科学と類似する心理学でしょうか。

人間をそこにある真理と捉えるのは理系的ですが、操るツールは文字や文章、表現なので文系的です。

 

 

プログラミングは文系理系どちらに属するのか

さて、プログラミングを前章でお話した「学ぶ対象」と「操るツール」に当てはめて考えるとこうなります。

プログラミングは文理どっち?

  • 学ぶ対象:人間が決めたルール
    文系
  • 操るツール:数字や記号、概念
    理系

 

プログラミングは自然に存在していたものではなく、人間の決めた仕組み(ルール)なので学びの根幹は文系に近いかもしれませんが、操るツールは理系です。

簡単な言語であっても代入の概念の理解は必須ですし、言語によっては数列的な考え方も操る必要があります。

 

また、プログラミング技術は、人間社会を豊かにすることも、未解明の自然の真理を解き明かすことも可能なので、役立たせ方に文理の壁はないでしょう。

まとめると「プログラミングは文系のフィールドで理系のツールを操る学問であり、役立たせ方は文理不問」です。

 

みつ
なるほど、プログラミングは文理どっちの要素も持っているんですね!

 

プログラミング適性が高いのは文系理系どちらか

私の考える結論はこちら。

1〜2割くらいの理系適性があれば、残り8〜9割は文理どっちでもいい、です。

操るツールが理系的であることは変えようがないので、数字や記号の羅列を見るだけで吐き気がするレベルだとつらいかもしれません。(あとアルファベットにアレルギーがあっても難しいです)

でも、そこまで難しい理数的な技が必須なわけではありません。

割合(%)や代入、場合分けの概念は使いますが、ざっと中1程度までの算数・数学ができれば問題ないでしょう。

 

そして、残り8〜9割は文理どちらでも活かし方次第でどうにでもなります。

残り8〜9割全部文系だとしても、文系のツールである「言語」コミュニケーションでクライアントの真のニーズを引き出したり、「表現」を工夫した作品づくりに力を入れることだってできます。

誰かのニーズに合わせて表現する仕事の数は多いので、ある程度の文系力がある方が仕事の融通が効きやすいかもしれません。

 

残り8〜9割も全て理系だと言う場合は、より数学的感覚が必要な言語をマスターしたり、自然の真理を解明するためのシステム作りやプログラミング技術そのものの追求をしている企業に入るのもいいでしょう。

こちらは、大規模なプロジェクトに関わったり、科学の発展に貢献したりとスケールの大きな仕事に携われるチャンスもありそうですね!

 

プログラミング適性を具体的に判断してみよう!

では、ここで当サイト運営者「みつ」と「りよ」を使って具体的にプログラミングの適性判断をやってみましょう。二人の特徴を振り返りながら、適性があるIT系職種を割り出していきますね!

みつの場合

 

 

みつは心理学部卒です。一般的に文系に属する学部ですが、この記事でいう文理の区別では「人間をそこにある事実(真理)として研究する分野」であるため、両方の特徴を持ち合わせてると言えます。

また、選んだ進路は文系ですが、特に算数・数学が苦手だったということではありません。

1~2割の理系力があるので、この時点でプログラミングにチャレンジしてOKです。

付け加えると、みつは細かいところに目が届きます。プログラミングには細かーーーーーいエラーを探したりする作業もあるので、活かせる特徴です。

さらに、元美術部で見た目の美しさに対するセンスもこだわりもありますし、心理学に通じていますからデザインが他者に与える印象なども考慮することができます。

コーディングやWordPressのカスタマイズまでできる、WEBデザイナーなどに適性があるでしょう。

 

 

りよの場合

 

 

次、私。自分のことを自分で評価するのも照れくさいですが、やります。

理学部卒で、数字や記号、概念を操るのは得意です。

1~2割の理系力はあるので、この時点でプログラミングにチャレンジしてOKです。

 

ただ、私はみつと違い、数字以外の細かい作業を好みません。

クライアントのニーズやマーケットを分析したり、それに応えるアイディアを捻り出すのは得意で、アイディアも正しく再現したがりますが、実際の作業はすぐに飽きてしまいます。

(・・・このあたりですでに、コード書くことそのものを日々の仕事にしてはいけない雰囲気が出てきています。)

 

また、色彩を学んだり美容業界にも携わっていたので、表現にはこだわりがあります。

感性だけの判断は好まず、ロジカルな裏付けを欲しがります。

 

結論、りよは分析・企画など脳内でこねくりまわす仕事の方が良さそう。

プログラミングの知識を持っていたとしても、実際に手を動かすプログラマーよりは、WEBディレクターやデータアナリストの方が適性があるでしょう。

 

WEBディレクターやデータアナリストを目指せるコース

 

みつとりよの二人のプログラミング適性を考察してみました。

文系理系の違いではなく、そのほかの得意や性格によって、合う職種が決まっていることがわかります。

 

特に面白いのが、プログラミングを学ぶ人が一番イメージしやすい「コードを実際に書く仕事」に関しては理系学部出身のりよより、文系学部出身のみつの方が適性が高かったという点です。

そう、やはり「プログラミングには最低限の理系力だけで十分」なんです。

残りの部分が文系でも理系でもそれぞれ適切な活かし方があるんです。

 

プログラミングを学ぼうと考え始めたばかりだと、デザインやコードを書く仕事ばかりイメージしてしまうかもしれませんが、IT人材に含まれる職種は非常にさまざま。

今回のみつとりよの適性判断でもわかるように、文系理系以外の得意不得意や性格も考慮して、自分に合った職種を考えるのをおすすめします!

業種や作っているサービスの内容などで得意を活かすことも可能です^^

 

まとめ

この記事では「プログラミングの適性に文系理系は関係あるのか」について、私の考えを書かせていただきました。

結論は「1〜2割くらいの理系力があれば、残り8〜9割は文理どっちでもいい」です。

要点まとめ

  • 必要な理系力1〜2割は「中1程度の数字や記号、概念、アルファベットを操る力」(=算数やアルファベットなどにアレルギーがあるレベルだと難しい)
  • 残り8〜9割は文系でも理系でも関係ない。活かし方次第。
  • IT系の職種も、IT人材を必要とする業界も多種多様なので、自分に合ったものを探そう。
  • 理系学部出身者より、文系学部出身者の方が適性が高いケースもある。

 

仕事というものは、毎日繰り返すものです。スキルを習得できるかどうかはもちろんですが、習得したスキルを活かし続けられるかどうかも重要です。

自分の得意教科や出身学部に囚われず、プログラミングを学びたいと思ったチャレンジ精神や、得意や性格を活かすことを大切にしてくださいね!

 

この記事は主に「文系だけどプログラミングできるかな?」という不安の声に対するアンサーなので、文系応援に偏ってしまっているかもしれません。
私自身、身近でプログラミングを専門に学んでいる(いた)理系の方々を見てきているので、理系を軽んじるつもりはけしてありません。ご理解いただけると幸いです。
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