クラウドワークスでは、日々様々な仕事が募集されています。
中には、
- 初心者歓迎
- 未経験者OK
というような案件もありますので、初めて副業に挑戦する方にも最適です。
ただし、募集されている案件が多い分、ワーカー(クリエイター)の数も多いため、応募メッセージを工夫しなければ仕事を貰うことができません。
そこでこの記事では、クラウドワークスでクライアントに刺さる応募メッセージを作るにはどうすればいいのかということについて、詳しく解説していきます。
クラウドワークスで応募メッセージが重要になる理由
クライアントに刺さる応募メッセージ作成のコツを紹介する前に、まずはクラウドワークスを含むクラウドソーシングサービスで応募メッセージが重要になる理由について、詳しく見ていきましょう。
お互いに顔が見えないから
クラウドワークスをはじめとするクラウドソーシングは、基本的にチャットでのやり取りになります。
クライアントと直接顔を合わせてやり取りをすることがないため、お互いに不安を感じやすいです。
特にクライアントは、
- 「本当にこの人に任せていいのかな?」
- 「本当に信頼できる人なのかな?」
という疑問や不安を抱えているため、応募メッセージで心を動かすことができなければ、仕事を発注してもらえないのです。
ワーカーは星の数ほどいるから
冒頭でも解説したように、クラウドワークスにはたくさんの仕事情報が掲載されていますが、仕事を探している方、つまりワーカーも星の数ほど存在しています。
条件が良い案件は、多くのワーカーが一斉に狙ってきますので、応募メッセージで差をつけることができなければ、ライバルに負けてしまうのです。
クライアントとの関係性に影響するから
クラウドワークスなど、お互いの顔が見えないプラットフォームでやり取りをする際は、クライアントとの関係性、つまりパワーバランスを意識する必要があります。
応募メッセージの質が低いと、
「初心者さんかな」
というイメージを持たれてしまい、パワーバランスが崩れてしまうことがあるのです。
しっかりとした応募メッセージを送ることによって、クライアントからの信頼を得られると同時に、パワーバランスが均一になります。
その結果、ある程度自由に仕事をさせてもらる可能性や、様々な仕事を任せてもらえる可能性が高くなるのです。
クラウドワークスで採用されやすい応募メッセージの書き方
では早速、クラウドワークスで採用されやすい応募メッセージの書き方について、詳しく見ていきましょう。
ステップ1:クライアントの名前を一番上に書く
基本的なことですが、クラウドワークスで応募メッセージを作成する時は、クライアントの名前を一番上に書きましょう。
・○○様
という表記を入れるだけで、クライアントからの信頼度が一気に高くなります。
また、クラウドワークスでは様々な仕事が募集されていますので、中には応募メッセージのテンプレートを作り、気になる案件に一斉送信している方もいます。
ただ、テンプレートであることはクライアント側も薄々気づいていることが多く、このようなメッセージを送ってしまうと、クライアントからのイメージが低下してしまうのです。
とはいえ、1つ1つの案件に対して1から応募メッセージを作っていると効率が下がりますので、ある程度テンプレート化しておくことは大切です。
意識すべきなのは、
「いかにテンプレートっぽく見せないか」
ということです。
メッセージの一番上にクライアントの名前を入れるだけで、このテンプレートっぽさが一気に薄れますので、是非試してみてください。
ステップ2:挨拶と自己紹介をする
初心者の中には、いきなり、
「興味があります!」
「是非お任せください!」
というメッセージを挿入してしまう方もいますが、これはNGです。
お互いに顔が見えないとはいえ、画面の向こうには必ず人がいますので、最低限の礼儀や敬意を払うようにしましょう。
メッセージを書き始める際は、ひとまず挨拶と自己紹介から始めます。
具体的には、
「○○様。初めまして。私○○と申します」
という形です。
このような挨拶は、社会人としての基本中の基本ですので、忘れずに入力しましょう。
ステップ3:応募した動機と提供できる内容を記載する
挨拶と自己紹介が終わったら、次は応募した動機と提供できる内容を記載します。
会社の面接で、「当社を志望された理由は何ですか?」と聞かれるのと同じで、クライアント側も、
「なぜ自分の案件に応募してくれたのか?」
を気にしています。
嘘をつく必要はありませんので、
- 単価に魅力を感じ~
- 案件の内容に魅力を感じ~
というような感じで、素直な動機を伝えましょう。
この時に、
- 自分ができること
- 自分に依頼することによってクライアントが得られるメリット
なども同時に伝えると、案件の受注率がアップします。
ステップ4:クライアントの質問内容に応える
クラウドワークスの案件をチェックしている方ならお分かりいただけると思いますが、
「応募時に過去の制作物を添付してください」
と記載してある案件がかなり多くあります。
事前に必要な情報が記載されているにもかかわらず、提案文でその情報を記載し忘れてしまうと、メッセージ自体をスルーされてしまう可能性が高まりますので注意が必要です。
また、クライアントによっては過去の制作物以外の質問を投げかけていることがありますので、しっかりと確認したうえで回答しましょう。
ステップ5:こちらからの質問を付け加える
応募メッセージを送る際は、こちらからの質問を付け加えることが大切です。
例えば、
- 単価アップの可能性はありますか?
- ご希望納期はありますか?
などです。
このように、事前に気になる内容を質問しておくことによって、「やる気があるな」と思ってもらえる可能性が高くなります。
ステップ6:文章を締める
応募メッセージを一通り書き終えたら、締めの文章を挿入していきます。
これは決して難しくなく、
- どうぞよろしくお願いいたします
- ご検討いただけますと幸いです
など、簡単なもので構いません。
この部分については、どの案件でも同じ文章が入ってくると思いますので、テンプレート化しておくと良いでしょう。
絶対にやってはいけない応募メッセージの例
では次に、絶対にやってはいけない応募メッセージの例について、詳しく見ていきましょう。
求められている情報を書いていない
初心者の中には、クライアントが求めている情報を一切記載していない方もいます。
例えば、
- 過去の制作物
- 同一案件の経験有無
- 稼働時間
などです。
これらの質問に回答しないと、
「募集文を見ていない」
と思われてしまい、不採用になってしまう可能性が高まりますので注意しましょう。
自己紹介をしていない
自己紹介をせずに、いきなり提案から入るというのもおすすめできません。
先ほども解説したように、自己紹介や挨拶というのは、社会人としての常識であり、これはオンラインでもオフラインでも変わりません。
自己紹介をしていないと、
「常識がない」
と判断され、クライアントからの信頼を損ねてしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。
クライアントのメリットを記載していない
初心者に多いのが、クライアントのメリットを記載していないというケースです。
何もメリットを記載せずに
「是非お任せください!」
「単価を〇円にしてもらえないでしょうか?」
などと伝えてしまうケースです。
これでは、クライアント側からすると、
- 「あなたにお願いをすべき理由は?」
- 「単価を上げることで自分にはどんなメリットがあるの?」
となってしまいます。
ビジネスはWin-Winの関係を作るのが基本ですので、自分の主張をしっかりと伝えつつ、相手のメリットについても説明するようにしましょう。
勇気を出して応募メッセージを作ってみよう!
今紹介した方法でメッセージを作成していけば、クライアントの目に留まる可能性が高まります。
ただ、特定の分野のスキルや知識が無ければ、気になる案件があっても応募することはできませんよね。
この記事を見ている方の中にも、
「自分に何ができるかわからない」
と悩んでいる方がいるでしょう。
そのような方は、特別なスキルや知識が必要ない「webライター」に挑戦してみてはどうでしょうか。
クラウドワークスにも、webライター関連の案件がたくさんあり、中には、
- 初心者歓迎
- 未経験者歓迎
と記載されているものもありますので、参入障壁はかなり低いと言えるでしょう。
ただし、最低限のスキルや知識がないと、webライターとして活動することができません。
webライターに少しでも興味を持っている方は、応募メッセージの質を上げると同時に、webライティングスクールに通いながら、スキルや知識を身につけていきましょう。
まとめ
クラウドワークスで案件を獲得するためには、応募メッセージの質を上げる必要があります。
中には、適当に思いつくまま応募メッセージを書いてしまっている方もいると思いますが、それではライバルに先を越されてしまいます。
「効率的に案件を獲得したい」
そう考えている方は、今回紹介したことを参考にしながら、クライアントの興味や関心を引き出せる応募メッセージを考えていきましょう。
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